東郷の町並みを流れる堂田川(徳光下江守用水路)は、足羽川の清流を取り入れ、古い荘園の時代から、農地や生活用水に利用されていた。両側の街道は、江戸時代、大野藩主の参勤交代時に北陸街道への近道となり、に人馬が盛んに往来して、宿場町として賑わったところである。平成10年10月に用水路改修と共に、水と親しむ楽しい親水路が完成し、清らかな水の流れと、それぞれ異なった表情を持つ14の橋により、安らぎのある、豊かな「ふるさと」の風情が漂ってくる。