東 郷 の 沿 革
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東郷地区は、福井市街から約9キロの南東部に位置し、東の御茸山から南西方向に、槙山や文殊山が連なる山並と、北の足羽川の清流が流れる扇状地に、豊かな田園が広がる、静かなふるさとの風景となっています。 東郷地区の沿革は、御茸山を中心とした古墳時代に始まり、奈良時代より荘園として開拓され、室町時代には、東郷荘として、京都の貴族一条・九条両家によって領せられました。 その後、朝倉時代には、越前の国東郷城(現在は槙山城と呼ばれる)を中心に城下町を形成し、江戸時代には、大野街道、東郷街道の宿場町、在郷町として発展しました。現在も町の中央に、当時の面影を残して水路が流れています。明治に入り、明治22年(1889)東郷村、酒生村など六ケ村が発足し、昭和30年4月、文殊など5ケ村と東郷村が合併して足羽村となり、昭和35年、足羽町を経て、昭和46年9月1日に福井市へ合併しました。合併後、ハード整備として、宿泊施設も完備された福井市少年自然の家が、昭和56年7月にオープンされ、また、福井市東体育館が平成4年8月に完成されました。 また、歴史遺産である「槙山」に、休憩所、簡易水洗トイレも完成し、平成12年11月に遊具が新設された。なお、平成10年10月に県営水環境整備事業で整備された堂田川(徳光用水)が、新しい親水路となり、「槙山」と続く、ふるさと散策コースとして、広く利用されています。 |
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東 郷 公 民 館 の 略 年 表
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昭和21年 9月 東郷公民館 東郷小学校内に設置。 昭和30年 4月 足羽村に合併。 中央公民館役場内に入る。 昭和35年 8月 足羽町制となる。. 昭和41年12月 足羽町中央公民館建立。併設となる。 昭和46年 9月 福井市に合併。福井市東郷公民館となる。 平成 6年 3月 全館改修 |
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